推手を競技として行なう「競技推手」の研鑽を通じて、伝統武術の振興を志向する団体です

お知らせ

2019年5月度 呉栄輝先生(台湾・中華太極館代表)セミナー

2019年2月20日

開催日時

2019年5月12日(日) 午前9時~午後5時

開催場所

東京都江東区夢の島2-1-3 BumB(ぶんぶ)東京スポーツ文化館 マルチスタジオB柔道場

呉栄輝先生紹介

学歴

国立体育大学教練大学院卒業(2002~2004年)

師承

鄭曼清→宋志堅→呉栄輝

経歴

財団法人中華太極館理事長(2000年から)
中華民国太極拳総会審判委員会主任委員(2004年から)
中華民国太極拳総会が主催する各大会の推手試合審判長(2004年から)
台湾盲人施設太極拳指導(2012年から)

実績

呉先生の師である宋志堅先生は鄭曼清先生から教わり、1974年に台湾で初めて競技推手大会を主催した。呉栄輝先生は1986年宋志堅先生の道場に入門してから2000年引退するまでの間、国体をはじめ国内や海外の各大会で20回以上優勝した。台湾推手試合歴史の中で、唯一国体で2回も桂冠を取った北部出身の選手である。
呉栄輝先生は引退した後、選手と教練の育成に専念しながら、中華民国太極拳総会に招かれて各大会の推手試合審判長を務める。その上、全力で推手を台湾と海外に広める
呉栄輝先生は相手の動きや力の流れを察知し、力まずに関節を緩めてバランスを取るなど、特殊な身体能力を高めることが推手修練の最大の目的だと考えているので、競技推手を希望する選手だけではなく、盲人や年寄りにも分け隔てなく推手を指導している。同時に様々な団体に招かれて今までアメリカ、中国、アルゼンチン、スイス、ドイツ、日本、インドネシア、フランスなどでセミナーを行った。また、2年に1回台湾で実施する世界大会でも、呉栄輝先生から推手の教えを受けたいと希望する外国の選手が大勢いる。推手の魅力と楽しみは、呉栄輝先生を通して全世界に知られつつある。
全日本競技推手連盟の葛西顧問および板野代表も、呉先生からの指導を受け、数々の入賞優勝への活躍につながったことは言うまでもない。
現在は、競技推手のみならず、誰もが楽しく健康にもつなげられる養生推手を世界中に展開しており、日本で初指導することとなったものである。

セミナー内容

太極拳における養生推手(鬆)

現在台湾には大まかに分けると、競技推手、自由推手、伝統推手があるが、その中でも伝統推手の中から、養生をメインにした養生推手をセミナーで実施します。
養生推手とは、体の柔軟性、鋭敏性、反射神経、触覚を含めた身体能力の向上、健康増進、さまざまなよい効果がある上に、無理な負担をかけないため、競技をやらない年配の方や初心者、そして競技で頂点を目指す若者まで、どんな方でも楽しめるものです。

09:00~09:30 参加手続き、会場設営
09:30~09:40 講師、台湾教練たち及び日本太極拳団体の紹介
09:40~11:00 基本の足腰訓練、ストレッチ、関節の緩め方
及び太極拳十要訓練法
体の九大関節の緩め(陰陽)変化により、太極八法(掤、屢、擠、按、採、挒、肘、靠)は生じる。太極拳十要のコツをどう套路と推手での練習に応用する
11:10~12:30 套路の動きを解説する
鄭曼青師範の「美人手」、「不動手」及び宋志堅師範の「原空位」、「原体位」の原理で体を緩める
12:30~13:30 昼休み
13:30~14:50 鬆柔推手の基本柔化訓練
15:00~16:00 推手の応用技訓練
16:10~17:00 テスト、太極拳表演、修了証書及び感謝状の授与

用語が難しい点もありますが、下記が本来の養生推手の狙いを日本語訳したものなので、添付いたします。

太極拳は中華武術と文化の宝物であり、易経の陰陽及び老子の「無為」哲学も含まれている。太極拳套路と推手の訓練により、体の緩め方と謙虚さが養われる。それに健康養生の効果、「柔は剛を制す」、「静は動を制す」、「小は大に勝つ」、「慢は快を制す」などの武術技術も磨かれる。
呉栄輝先生は楊式太極拳宋志堅師範から鬆柔技術を師承する。セミナーで太極拳経論の論理に従い、基本のストレッチ、套路、推手柔化法、応用推手技の練習及び太極拳経論の解説を紹介する。練習法は楊澄甫師範の太極拳要「頂頭懸」、「含胸拔背」、「鬆腰落髖」、「沈肩墜肘」、「虚実分清」から鄭曼青師範の「美人手」、「不動手」及び宋志堅師範の「原空位」、「原体位」が含まれている。
太極拳「鬆」のポイントと本質
「鬆」は太極拳套路と推手の中核技術であり、学習の終わりがない学問である。その本質は、太極拳経曰く「一舉動,周身俱要輕靈(体が動くときは、全身至るところ軽く敏活にすべし)」、太極拳論曰く「進之則愈長,退之則愈促;一羽不能加,蠅蟲不能落(進みては則ちいよいよ長く、退きては則ちいよいよ促す。 一羽も加うるに能わず、一蝿も落つるに能わず)」にある。なので、「鬆」の本質を理解する目的は、体を軽やかに動かし、素早く反応することである。
しかし、「鬆」はくつろぐこと・リラックスすることとよく誤解されやすい。宋志堅師範は太極拳の「鬆」とは「筋肉を緩めるが、力を抜かない、体勢を崩さない」と思っている。つまり「鬆」に至るところに「意(い)」の導きが含まれているため、「用意不用力(意を用いて力を用いず)」は太極十要の中で一番重要の概念である。意は気を導き、骨まで力が出る。さらに陰陽の変化に合わせて、血行を改善し、聴勁が鋭くなるので、体の用いる能力を統合することができる。

セミナー料金

●本セミナー受講料…10,000円
●昼食(幕の内弁当・お茶)…1,000円
ぶんぶ館内は飲食持ち込み禁止(売店・飲料自販機・レストランはあります)となっており、周辺飲食店もやや遠いことから、1日参加の方は、なるべく昼食のご予約をお願いいたします。
●懇親会…4,200円
午後6時~午後8時、ぶんぶ内のレストランで行ないます。

事前予約の都合上、申し込み締め切りは4月15日までとします。ご希望の方は早めに振込、参加表明をお願いいたします。

 

セミナー受講料・昼食代・懇親会参加費用は、下記口座へ事前振り込みをお願いいたします。

【振込口座】
三井住友銀行鶴見支店
普通預金口座6944758
口座名義人カサイマサヒコ

主催団体

全日本競技推手連盟

協力団体

刀禅、日本圓華會、ファン陳式太極拳倶楽部、呉式太極拳研究会、Yoshi Wushu Club

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